「affinity」
(410mm×318mm キャンバス/2019年制作)
「相性」ってあると思うんです。仕事も人付き合いも。
楽器だってそうなんです。
どんなに評判の良いギターでも、自分にとってしっくりこなければ意味がなくて。
高校生からギターを弾き出した私は、今まで何本もギターを試してきました。
でもやっぱり「このギターしっくりくるなー」って思えるギターしか、手元に残らないんですね。
結局そう思えなければ、どんなに良いギターでも、弾かなくなっちゃうんですよね。
「しっくりくる」っていう感覚は、何よりも道しるべになってくれる気がします。
世の中的にどうであれ、自分にとっての「相性が合う合わない」があるっていう事実。
それを認めてしまうと、けっこう楽になれる部分があって。
自分にとって、相性が合う人と過ごす時間を増やすこと。
相性が合う仕事や趣味に、没頭する時間を増やすこと。
それが何より、人生を豊かにしてくれると思います。
逆に相性が合わないなーと思ったものには、無理に合わせようとがんばらないことも、大事かなと。
逃げたっていいんです。
そういうものから自分を守ることは、幸せに生きる為の手段の一つだと思います。
人生はあっという間ですからね。
自分が「しっくりくる」という感覚を羅針盤にして、道を選んで行くのがいいと思います。