「昼寝からの夕暮れ」
(333mm×242mm 水彩紙/2021年制作)
夕陽が好きなんですよね。
きれいな夕陽が見れたら、その日はいい一日だったなって思えるくらい。
太陽が水平線に沈む瞬間、ときどきピンク色の光を放つんですけど
あのピンクの光が見れたら、それはラッキーの証って勝手に思っています。
ご来光的な。
理由はないです。なんとなくラッキーって(笑)
私は海岸に行って夕陽を眺めることが多いんですけど
あの時間帯の海岸に流れてる、優しい空気が好きですね。
ランニング中のスポーツマンや、シャッターチャンスを狙うカメラマンや、語らう恋人たちや。
みんなあの瞬間、水平線を眺めてうっとりして優しい顔をしているんです。
毎日、地球が見せてくれる夕陽が沈むっていう光景。
その一瞬、訪れる優しい時間。
あの瞬間はどこにも争いがなくて。
心の中の時計を平和な時の流れに、合わせてくれる気がします。
それはきっと地球から贈られてくるメッセージだし、ギフトなんだと思います。